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13.11.27更新
11月下旬、晩秋とは思えない日和に恵まれた観察会になりました。水辺でタモ網とバケツを持ち、水に触れても冷たさを感じることはありませんでした。今回のお出掛け観察会にはビオトープの会員さん、小学校教職員さん、市民センター職員さんの合計17名での開催になりました。PTAさん、またその子どもさん達は他事業と重なるとのことで参加することがかないませんでした。訪問先は長浜市、早崎ビオトープ。維持管理団体の早崎ビオトープネットワーキングさんに案内、解説をお世話になりました。
上画像、左上:この日のビオトープ 右上:いざ観察会へ 左下:観察準備 右下:タモを入れてみました。
滋賀県・びわ湖の周辺にあるびわ湖に接した小さな湖を内湖(ないこ)と呼んでいます。昭和30年代、日本は食料増産のためその内湖をせき止め、水をポンプでかい出すことで、陸地化し水田にする干拓(かんたく)工事が行われました。早崎内湖(はやざきないこ)も昭和39年に68ヘクタールの水田にかわりました。 時代は変わり、米が過剰となり水田が余る現在、その干拓田を元の内湖に戻そうとするプロジェクトが進んでいます。 「早崎内湖ビオトープ」は、その内17ヘクタールをビオトープに戻す日本最大のビオトープ実験地です。 (早崎ビオトープネットワーキングHPより転写)
上画像、左上:そっとタモを入れてみました 右上:初冬の水辺、生き物は? 中左:ヤゴがたくさん 中右:地引網を準備してくれました。下左:収穫は? 下右:いないなあ〜〜
上画像、左上:コハクチョウを観る 右上:スコープでの水鳥観察 左下:会長の解説早崎ビオトープの経過を聞きました 右下:維持管理や今後の課題についても聞く
一時のビオトープ熱といったものが醒めつつあるように感じる昨今、そんなことも思っておられるようにも思いました。維持管理に少なからずも行き詰まりがみられ、今後の見通しは決して落胆できない状況にあることもかんじました。なんでもかんでも地域に任せてしまって何とかしろっていう行政の底の浅い見解に地元は困惑しているようにも思いました。規模は比較に成りませんが、渋川小学校の学校ビオトープの維持管理にも少しばかり通じるものがあるようです。専門家も必要かも知れませんが、実際に現場に入り身体を動かす人が必要なことを学びました。現場での後継者の育成が早いうちに行なわれることを期待したいです。
良い天気に恵まれ、良い観察会・学習会ができました。お疲れ様でした。また来年!
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▲ 着工前の様子(前日撮影)
今朝の作業開始前は小雨がまだ残っていました。ビオトープの会員さんには、作業は小雨決行であることは連絡済みですが、やはり最近の雨の降り方をみればずぶ濡れを覚悟しなくてはならない雨になることが考えられ、参加者が少なかったようです。PTAふれあい部の皆様、教職員の方々、その他ビオの会員さんと市民センター職員の人達が数名さんかすてくれました。ビオトープ観察会は中止にし、草取りを重点的に実施しました。
@ツマグロヒョウモン ♀ Aツマグロヒョウモン ♂
Bクサネムの観られます Cミシシッピーアカミミガメ(駆除しました)
▲ 作業後の全景・・・南から北方向を見る
▲作業前の様子
観察会の様子 上の左右 下左、木柵準備 下右、木柵完成
▲整備作業の様子
▲整備作業後の様子
やや寒さを引きずる3月初めの日曜日。例年3月初めの土曜日、または日曜日に年度最後の活動としてビオトープの春を迎える準備として整備作業を実施しています。曇り時々晴れの天気。昨日まで寒気が列島を覆う状況で、きょうはその寒気も去ったわけですが、まだ寒さを感じます。本日の参加者は渋川ビオトープの会の皆さん、PTAさん、子ども達、教職員さん、公民館職員さん・・・・と40名余りの参加をみました。みなさん、ありがとうございました。そしてご苦労さまでした。
作業着手前の様子、黄色旗は要注意植物を示しています
まだ池の底の泥の中で眠っていそうなエビ、メダカを子ども達が網ですくいました。ジュズダマの実を採取しました。学校の教材で使ってくれるということです。寒水仙が咲き始めています。例年より開花時期が遅かったですヨ。
本日作業メニュー・・・枯れ草除去、キショウブ株除去、水路流水確保、土砂揚げ、植木への施肥、木柵補修、観察机補修などなど盛りたくさん。これで新年度、新学期、春を迎える準備が整いました。
こんな仕上がりです・・・・例年この時期には土筆が出ているのを見るんですがね。
晩秋の快晴の空の下、やや風があったものの寒さを感じることなく楽しい観察会になりました。一週間前のこの日の天気予報では県北部では70%の降水確率が出ていました。雨天の中の観察会も覚悟をしていましたが、いい意味で予想は裏切られ晴れの一日になりました。しかも青空が高く高く気持ちの良い快晴に恵まれました。
この日の参加者は22名。まずまずの人員となりました。きゃんせの森≠ヘ昭和50年に「全国植樹祭」が行われた地。栗東市の金勝寺山をメイン会場とし、このきゃんせの森≠サブ会場として行われました。37年が経過しており、当時植林された木々が大きく成長しており、ちょっとした森を形成しています。バスで乗り込み、まず当森についての解説を聞き、森の維持管理や自然観察としての場の提供を続けていく難しさなども含めお話を聞きました。「継続は力なり!」・・・言うは易し≠チて言葉が過ぎります。その難しさの一端が解ります。写真右下はお世話になった北部森林組合のTさん。
落ち葉で足首まで埋まる森の道を観察をしながら歩きました。
集合写真です
午後からはバスで10分の処「三島池」を訪ねました。10日ほど前には冠雪した伊吹山が望めたそうです。それにしても天気が良くて・・・・。晩秋の三島池を一周しましたがその景色をのんびりと満喫することができました。人を恐れないカモ達にはびっくりでした。木立からの野鳥の声はあまり聞くことがありませんでした。きゃんせの森≠ナもそうでしたが、まだ渡って来てないのかななんて思いました。
本年度第二回目の整備作業。PTAの皆さんと6年生の子ども達も登校し、新学期を迎えるための環境一斉整備の事業と共催で実施している「ビオトープの会」の事業です。6月の整備作業から二ヶ月、夏草に覆われたビオトープは緑が濃く、目には優しい雰囲気がありましたが、池・川の水面も草で覆われているため、水中の生き物が観察出来ない状況でしたが、草が除かれ現れた水面をさっそくトンボが飛来し、産卵行動を観せていました。シオカラトンボ・クロスジギンヤンマ・アオモンイトトンボなど・・・。
↑ 作業着手前の様子
↑ 観察会から 右下は捕らえられたブラックバス・・・
↑ 作業風景
↑ 作業終了後の様子・・・スッキリ!
↑ 作業前のビオトープの様子
作業をするには絶好の日和、曇り空でした。本年度の第一回目の事業。作業に入る前の30分間を観察会に充て、子ども達やPTAのお母さん達にビオトープの様子を観ていただきました。今回の参加者は予想を上回る総勢60名近くが揃いました。一同にビオトープに入るものですから、生き物達は何処かへ退散してしまったかあまり姿を捉えることが出来ませんでしたが、子ども達はそれぞれ思い思いにタモ網などを持ちビオトープを楽しんでいたように思いました。昨年、この時期に発覚した大量のアメリカザリガニの姿を今回観ることがなかったのが一番の喜びになりました。
↑ 観察会の様子とビオの生き物達
左 ↑ 休憩給水タイム 右 ↑ 草取り作業後の様子
次回、第二回整備観察会は8月25日(土)夏休み最後の土曜日で、学校環境一斉整備ど同時開催の日程になっています。皆さんの多くの参加を期待しています。
平成23年度の最後の事業になりました。第4回整備観察会。観察会と銘打ってますが実際この回は観察会が出来ていないのが現状です。新しい春を迎えるための作業として、仕事が多くあります。また今回、ビオトープの敷地を増やして下さいと進言したところ、およそ80u分、百葉箱の周辺をビオの敷地として許可を頂きました。今回の作業ではこのスペースの区切りを木柵を巡らし、占有を宣言すべき自己主張をしました。新しく2本の樹も植えました。虫や鳥、生き物達がもっと訪れてくれるような空間にしたいですネ。
この日の作業の参加者は45名。ビオトープの会員さん(地域の方々、PTAふれあい部さんの皆さん、教職員さん達、市民センターの職員さん)と子ども達。
左画像は木柵を施した新しいビオトープ空間になります。8m×13.5mほどの大きさがビオトープとして利用できるようになりました。
数日前、晩秋らしく冷え込みもあり比良や伊吹の山が冠雪しました。これから日毎厳しく寒さが加わってくるのかなと思っていましたが、この日は早朝こそ冷えましたが、陽が高くなるにつれどんどん暖かくなってきました。風をあまり感じることがなく、背中に陽射しを十分感じながらの観察会が楽しめました。お出掛け先は琵琶湖南湖、東岸。守山市の湖岸を南から北へマイクロバスで移動しながらのものでした。今回、解説にお世話になったのは当初このお出掛け観察会の話を持ち込んだ「野洲川田園空間博物館」でんくうの会の代表者でもあるN先生。全てを託し、資料の作成もしていただきました。感謝です。
コースは赤野井湾と湖周道路を隔てた内湖から北上、美ア公園までを観て廻りました。
今、おかれている琵琶湖岸での生態系の実情を事細かく、解かり易く、笑いも交えながらお話下さいました。日ごろの生活の中、傍らに見ている風景にコレまで気付かなかった新発見があったり、参加した者全ての頭上に感嘆符飛び跳ねるような思いがしました。
先の整備観察会の模様を取材に来ていたもので、NHK大津放送局の番組の中、「環境メッセージ」のコーナーにて4分間ほどの映像が流れました。台風12号被災ニュースが時間を裂き、ビオトープの様子はカットされるかなと思っていましたが、放送予定日が一日延期になっただけで、その映像を観ることができました。
NHK大津放送局の取材を受けるのは2回目で、6年前のビオトープが一応の完成を見た日から二年目の頃だったと思います。この時も「環境メッセージ」のコーナー撮りで、放映はお昼時間、零時43分からぐらいで1分あまりのものだったの記憶しています。そのおりもインタビューを受けていますが、自身の老けようにビックリでした。。。。
小学校の夏休み最後の土曜日、市内小中学校一斉の環境一斉整備作業の日です。二学期を前に、夏休み中に繁茂した校庭の草取りから、校舎の清掃まで一気に済ませます。ビオトープも夏の終わりの草取りをこの日に併せ実施してきています。
ビオトープについては恒例の観察会付きです。草取り作業に入る前の30分程度を毎回動植物観察会に充てています。秋を先取りするウスバキトンボ(赤トンボの仲間)やシオカラトンボ、ツマグロヒョウモンチョウ・イチモンジセセリ・ツバメシジミの生き物が観られました。メダカはもちろん、ドジョウ・タモロコ・スジエビ・・・・今回初めてミナミヌマエビらしきものが観られましたヨ。
今回は二年生の子ども達が観察会に入ってくれました。
透き通ったエビがスジエビ。黒っぽいのがミナミヌマエビと思われます。
左下の画像、今回NHK大津市局の取材が入りました。作業の様子など、9月6日のテレビ番組の中で放映されることになっています。なんとなんと4分もの枠があるそうですよ。何人かのインタビューの模様もあるみたいです。
本日の参加者は子ども達を除くと、40名程度の参加がありました。この数字は毎回コンスタントな数字として継続されています。嬉しいことです。暑い中、皆様ご苦労様でした。そしてお疲れ様でした。
このページ、一年振りの更新になりました。昨年の同時期の整備観察会以来、まる一年が経ってしまっていました。写真が少なくビオトープ通信と画像がいくつも重なりますが、ご容赦を・・・・。前日までの天気予報では降雨を覚悟していたものの、朝から太陽が照りつけ、9時の段階ですでに気温は30℃まで上っていました。今年初めての35℃前後の気温の中での作業になり、40分作業に従事して20分の水分補給のための休憩。休憩後にまた40分の作業。作業前の観察会も含め、11時には片付けを始めて早々に切上げることになりました。
参加いただいた皆様、子ども達、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 参加者45名
次回整備作業は夏休み最終週の土曜日。8月27日(土)9時〜の予定です
生憎の小雨決行での実施になってしまいました。朝一番作業の中止を一旦決めようとしましたが、順延の予定の決められないこともあり、次回の作業がが8月末ということもあって強行することにしました。降雨にも関らず50名近い方々に参加いただきまして、大変ありがたく思っています。この春の作業日も雨に遭ったことを下の記事で思い出したところです。今回の作業ではこの4月から新たに就任された若い先生方の参加もあり、学校側の配慮にも感謝です。ビオトープ活動の理解を深めることができたかどうかですが・・・・。
△ 上二枚は観察会の模様、下二枚は作業風景
△ 整備作業前
△ 整備作業後
総勢50名近い参加者がありました。
(数名の方が抜けておられます)
水溜りが出来た地面、雨量のほどが伺えます・・・・・
次回、整備観察会は8月28日(土)の予定です。
毎年3月上旬に行っている年度最後の整備観察会です。ビオトープの春を迎えるためのまた、新年度新学期で新一年生を迎えるための整備作業としています。先週の土曜日に予定されていたものですが、生憎の降雨順延ということでこの日になりました。昨日は3月に入ってから初めての快晴の暖かな日和になりましたが、きょうは残念ながらの曇り空になってしまいました。また10時頃には雨に遭い、半時間ほどのロスになってしまいました。この間を休憩時間に充て、なんとか予定していた作業のほぼ全てを終えることができました。この日は中学校の卒業式や他事業などが重なり順延されたことで予定人数からやや参加者が減ったものの、参加していただきました皆様には、ご苦労様でした。そしてお疲れ様でした。
今回植栽した植木苗はマンサク・ミツマタ・ギンモクセイ・オオユズの4本。大柚子はナミアゲハのチョウを寄せるためのもの。根張りが浅く傾斜したポプラの木を起こす作業をしましたが、此処の地面は表土が浅く30cm下はケミカルで地盤改良がされており植物の根張りが期待できません。おおきな欠点になっています。植栽した木がどれだけ生長してくれるか解かりませんが、大きく育って欲しいものです。上の画像真ん中の小さい写真は、野鳥を寄せようと餌台を作っている途中のものです。
参加者37名。小中学生、高校生、PTAさん、ビオトープの会の会員さん、ありがとうございました。次回は6月の作業になります。ヨロシクお願いします。
11月22日(日曜日)渋川ビオトープの会の毎年晩秋の恒例事業になった「お出掛け観察会を開催しました。年4回の整備観察会の事業の一つで、今年度3回目となる事業です。この時期はビオトープの整備作業をお休みして、郊外の自然の中や、ビオトープ関連施設などを見学し、会員相互の自然についての学習や、施設の維持簡易を学ぼうと実施しているものです。今回は県立希望が丘近江富士花緑公園の周辺散策路を歩き、三上山山麓の自然を学ぶことにしました。植生を知ることや、土壌(地質)の違いなどが判る面白い地域になっており、山歩きの興味の尽きない学習の場になっています。
希望が丘公園一体の植生が此処だけで全てを観ることが出来るという散策路になっているそうです。雑木林というか、多種多様の植物が入り混じり生えています。大木はなく、高木といえど10m強ぐらいなもので、花崗岩質のモロイ地質に這うように繁っているようにみえました。三上山の裾野は地質が変わっており、チャートと呼ばれる堆積岩の変成した岩・石が観られ、三上山全体もこの岩で構成されていると言います。上の画像は散策路を往く参加者達の後姿です。右端は木道を歩いています。
上、左の写真、見慣れない不思議な木の実を観付けました。硬い殻付きの実。どんぐりでもなく、豆でもなく、アーモンドチョコボールでもなく・・・・。調べたところ、キリ「桐」(ゴマノハグサ科)の実だと言うことが判りました。初夏には薄紫色の派手な花が咲くそうです。右の写真はイタヤカエデ(カエデ科)の実。イロハモミジのプロペラに比べるとかなり大きなものに見えました。
参加者23名と例年より少なくなりましたが、皆さんお疲れさまでした。雨の心配がありましたが工程中は風もなく、陽射しもあり助かりましたネ。来年の企画にも是非参加してください。
11月7日(土曜日)の午後、滋賀県立琵琶湖博物館を会場にグループ対抗デジカメ選手権の最終公開審査会が開催されました。農林水産省近畿中国森林管理局が主催するもので、「身近な森林の再発見」をテーマに森林や里山の維持管理活動を題材に3枚の組写真からなるフォトコンテンストです。昨年に続き二度目の応募をしました。昨年は二組を応募、二組ともがベスト30に入りましたが、今回は二組応募で一組がベスト30に残りました。最終公開審査会で写真を前にメッセージを発表、トータルで審査されました。結果、重賞には今回も残念ながら入ることはできませんでした。審査の前には審査員の方々によるミニトークショーが行われ、“身近な里山”についてそれぞれの立場で里山の自然について語られました。森林と里山の維持管理の重要性はビオトープの活動にも通じるものが有ると思い応募しています。
上は里山デジカメ選手権の公開審査ポスター
150組近い応募の中、1次審査を通りベスト30入っただけでも凄いと思いませんか・・・・。
生き物調査・観察会の模様
捉えられた生き物達の一部
参加いただいた皆様、ご苦労様でした。8月29日の第二回整備観察会もヨロシク!
biotop of shibukawa