No.496 〜 N0.500

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 No.500  2014.07.12(Sat)  9:00   晴れ   水温  27.0 ℃  気温  28.0℃ 

 台風8号が九州を横断後、勢力を落としながら足早に列島太平洋沿岸に沿うように通り過ぎていきました。昨今の台風に限らず局地的に降る雨は、非常に強い豪雨になっています。今季、この辺りは災害を被るような雨には遭っていません。ほんとうに滋賀県は、草津市は災害に遭いにくい地域だと思うわけで感謝です。しかしいずれ近いうちに被災者になることもあるでしょう。気を引き締めたいものです。台風一過で清々しい日になるかと思いましたが、なおも空気は重たく湿りを帯び、晴れた空は太陽が暑さを運んできました。暑い、暑い・・・真夏日を越し、猛暑日に限りなく接近気温が上がりそうです。やはり晴れていても見通しは悪く、比叡・比良山系は観ることができません。先々週、ビオトープの整備作業をし、草刈りをしました。一時は生き物たちが姿を消していましたが、今はちゃんと戻ってきています。しかも作業以前に増して種類、数も増えているように感じました。二、三年前はザリガニが池を占拠するような事態になり、メダカを含め小さな生き物が皆無になるようなことがありました。 

ガマの穂が出始めています・・・

 今週の写真から、右一枚目はハグロトンボ、このトンボも3年振りに観ることができました。二枚目はアオモンイトトンボ、こらから増えてくれるといいですね。三枚目はカナヘビの幼体のようです。小さな生き物が増えたことで、このようなカナヘビの姿も見えるようになったと言えるでしょう。クモの仲間も増えています。四枚目はジュズダマの花です。花が咲き始めています。花弁はなく、黄色く垂れ下がっているのが雄花です。雌花は今は見えていません。

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 No.499  2014.07.05(Sat) 15:00   曇り   水温  27.0 ℃  気温  28.0℃ 

 1週間前の6月28日のレポートを記します。6月末の土曜日は本年度第1回目となるビオトープの整備観察会を午前9時から実施しました。総勢40名余りの参加をいただきました。ありがとうございました。想像以上に夏草の刈り取りが進みスッキリ、クッキリ、サッパリと見通しが効くようになってしまいました。例年、毎回のことなのですが、刈り取りが適当なところで止められない勢いで終わることが多く、今回も危惧していた通りそうなってしまいました。着手前にポイントを話しておいてからとりかかるのですがうが、みなさんに伝わっておらず、現場での指示もその場に居なかった人には届いてなくて、頑張る勢いそのままに見境なく刈り取られてしまう結果になっています。何を残し、何を刈り取り駆除するか、数あるものをどれだけ間引くか、人の認知度にも個人差がありなど、結果綺麗に成りすぎることが10年間繰り返されています。指示するものの統率力の無さに毎度嘆いている次第です。次回はしっかりしよう・・・・・と。

完熟ヤマモモ・美味しいです!

 そんな先週の整備作業の土曜日の様子ら左一枚目は、作業着手前の全景です。二枚目は作業中の様子、手前の人物は毎度胴長を着用、溜りに入りガマの間引きをしてくださるS先生です。胴長着用作業に感謝です。二度、三度と作業も体験参加していただくと要領が理解できてくると思うのですが、それでも指示以上の仕事をして下さる人が多く、嬉しいやら、なんとかやらの作業になています。三枚目は作業終了後の様子。サッパリしました。四枚目は作業前の観察会で子どもが見付けたゴマダラカミキリ。一昨年のの同時期より幾分生き物の種、数が増えている感じです。

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 No.498  2014.06.21(Sat)  9:00   曇り   水温  27.0 ℃  気温  26.0℃ 

 6月21日「夏至」です。明日からはまた一日の昼の長さが短くなっていきます。何故か一年の折り返しのように思い、時間の流れの速さを感じます。入梅が発表されて以降まとまった雨が降っていません。どんよりとした重たい空気が漂う薄曇りの空、蒸し暑さを感じます。きょうもやっぱり琵琶湖西岸の山並みが見えません。今朝のPM2.5の飛散数値が 20 μg/m3  程度と発表、注意喚起の基準を 80 μg/m3 以下として、無暗な外出を控えるようにメディアが公表するようになっています。少なくても5年前より過去にこの様な例が日常の話題として取り上げられなかった頃はほとんど限りなく 0 μg/m3 に近い数字だったそうで、ほんとうに昨日、今日も20 μg/m3  程度と言うのが果たして大丈夫なのか疑問に思います。あまりにも平然に外出し、アウトドアでも満喫している人たちは、少しは意識した上で楽しむべきと思います。健康に害がない程度と言われる数値の判断を甘く見ない方が賢明かとおもいます。騒ぎ立てると究極、社会が行き詰まることにもなりかねないだけに表面化させてない意図があります。 

ジャガイモ堀りに集まりました・・・

 今週の写真から、右一枚目はアオモンイトトンボ。もうトンボは出ないかと思っていましたが、観ることができました。このまま増ればいいですね。二枚目はアシナガバチの仲間。三枚目はヒメハナバチの仲間。一時のことを思えば、少しずつ生き物たちが戻ってきて、増えて来ているように思います。ザリガニは居るのか? クモの姿も増えています。カエルも来ています。虫たちが増えている証拠かと思います。四枚目、カナヘビも来ました。

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 No.497  2014.06.14(Sat)  9:00    晴れ   水温  23.0 ℃  気温  24.0℃ 

 昨夜の午後8時頃、東の空に綺麗な真ん丸なお月様が出ていました。久し振りに澄んだ空気の晴れ間の一日だったことで、満月を迎えていた月はクッキリ、スッキリ美顔でした。しかしまだまだ梅雨時で水蒸気を多く含んでいるのか、月が明る過ぎたか星を探しますが観ることができませんでした。紫陽花が咲き出しています。一般家庭の庭からも、薄水色の花が見えるようになりました。小学校の校庭でも何本かの紫陽花が観られます。職員玄関前には鉢植えではありますが、寄せ植え状に他の彩のよい花と一緒に並べられていました。なかなか粋な計らいではないかな、などと思いました。梅雨入り後この辺はあまり雨が降っていません。このまま少雨傾向では済むことはないでしょうが、集中豪雨を避けられるものなら、適度に雨が降ってほしいところです。ビオトープの植木への灌水が気になる夏場に向けて、この時期の降雨は必要不可欠な大切な条件なのです。

職員玄関前の寄せ植え?

 きょうの写真から左一枚目は、昨日午後から引き続き青空が広がっています。梅雨時には珍しい澄んだ青空に見えました。二枚目はホタルブクロ。雑草に負けそうで、昨年よりも株が少なくなっています。赤色のものも植えましたが既に姿がなくなっています。三枚目はササグモ。目の前の小さなアブラムシの仲間を捕えて食べているようでした。四枚目は菜園のビワ。完熟近しですが充分食べることができます。5個ほど食べました。瑞々しく、甘く美味しかったですよ。食べ頃だと思います。コレも鳥が完熟を待って狙って来ます。興味ある人は鳥より先にどうぞ!

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 No.496  2014.06.07(Sat)  9:00   曇り   水温  25.0 ℃  気温  26.0℃ 

 入梅しました。曇りの天気です。湿度がかなり高く感じられ、空気が重たいです。そのせいもあってか先週の黄砂と違って水蒸気を多く空気に含んでいるため比叡・比良山系の山影が見えません。琵琶湖西岸方向は真っ白です。6日は暦で言うところの「芒種」昔なら“麦を収め稲を植う”頃とか。今郊外では麦秋の光景が観られます。梅雨入り前、30℃を越える日がしばらく続きましたが、その後曇り空、雨空の毎日で気温は低め、というより平年並みだそうで、湿っぽいですが凌ぎよい昨日今日になっています。すでに局地的に大雨・豪雨になっている処があり、洪水、土砂崩れの災害が出ているようです。入梅したばかり、これからまだまだ雨の空模様が続きます。どうか無事に梅雨明けして欲しいものと願うばかりです。6月末、28日土曜日は今年度第1回目のビオトープ整備作業を実施します。茂った草木の除去や間引きを行います。興味のある方は是非参加してみてください。

ヨシ・ガマなどイネ科の植物が生い茂っています

 今週の写真から、右一枚目は二の溜りで、顔を見せたオオフサモです。根絶できたと思っていた水草です。昨年は観なかったものがこの初夏に出てくるとは、この先厄介なことにならないとよいのですが、と気を病んでいます。二枚目はカツオゾウムシ。タデ科に着くゾウムシです。ミゾソバの葉っぱにいました。三枚目はヒメジャノメ(ジャノメチョウ科)、傷のない綺麗な個体でした。羽化したてでしょうか。四枚目はマダラアシナガバエ(アシナガバエ科)金属色の光沢ある見かけは綺麗なハエです。しかしハエです。綺麗とは言い固い生き物なのかな・・・・。

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最終更新日 : 2013/12/21

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