昨日から今朝にかけて久振りにまとまった雨が降りました。長く続いた晴れの天候で、動植物には潤いの湿りになったことでしょう。雨が上がり、また草木の成長にも勢いが付くと思います。
きょうの写真、テントウムシを2種掲載。種類が多く名前が不明です。ガマの株にたくさんのアブラムシが付いており、それを餌にするために寄ってきています。1枚目では目の前にアブラムシが居て、向かい合うオレンジ色したテントウムシの様子が伺えます。葉裏にもアブラムシが付いていますよ。2枚目は黒地に二つの赤い星が二つのもの。
3枚目の黄色い花を付ける草は「コメツブツユクサ」です。3mmほどの大きさで粒状の花が付きます。
ついにこのビオトープにも二年目の初夏にして「トノサマガエル」が初登場です。池に卵を産みに来たのでしょうか。かなり大きめのカエルで、お腹も膨らんでいるようなのできっと卵を持っていると思われます。しばらくすると、オタマジャクシを観ることが出来ることでしょう。ただ心配はカエルもオタマジャクシも場合によってはメダカを捕食する可能性があるということです。メダカの繁殖力と捕食される数のバランスが取れていれば、メダカがいなくなることは考えられません。これまではメダカの天国のようなビオトープの池でしたから、これからは自然の生き残り競争が観られることでしょう。より自然に近い生態系が生まれる訳で、益々生き物達の豊かな種が見られることに楽しみも増すことになります。
学校の授業の中で、メダカだけでなくカエルのこと、トンボ(ヤゴ)のこと、アメンボのこと、その他水辺植物についても生き物の学習に大いに役立ってくれることでしょう。この先夏本番が待ち遠しいものです。 |