8月も中半、二四節季でいう立秋≠ヘ8日でした。ガンガンの猛暑日が続く夏本番になっていますが、暦は秋へ秋へと誘います。七二候での7日は「涼風至」(りょうふういたる)秋の気配を感じる風が吹くようになる。12日は「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)秋口のセミ、ヒグラシが鳴き始める。そんな時節を知らせてくれます。現実はまだまだ激暑のなか、35℃を雄に越え40℃に迫ろうとしている昨今の気温状況です。異常も異常!地球は狂っていますヨ。世界各国から熱波での災害ニュースが届いています。打つ手の施しようがなく異常気象にさらされています。二酸化炭素の排出過多、オゾン層破壊などこれまで人類が文化生活と引き換えに垂れ流しにしてきたツケが災いしているのは誰もが知っているのに、積極的に対策に乗り出す気配が感じられません。今を生きる子ども達の近い将来にも危機が切迫しています。地球を傷つけたまま次世代へ負債を先送りしようとしています。「地球は一つ」と言いながら、個々の利益にしか目を向けることしかできないでいます。ビオトープ活動を通じてこんなことがよく目に付いてきます。もっと今の自然環境、人との繋がりを学習していきたいと思います。 |