寒くなってきました。週明けには北部の平地でも雪が降りそうな予報がでています。今朝の比良山系の上部はどんよりと雪雲(?)に覆われています。比叡山以南は朝の陽に当り、山肌を焦がしたように赤茶けた色合いを呈しており、秋も終わり冬の訪れを感じさせています。今日からはしばらく冬型の気圧配置が続きそうです。
ビオトープの四の溜りのガマの葉も枯れて、一時の勢いも無くし朽ちようとしています。冷たい風が素通りし、観察して廻る素手が冷たくなってきました。背中に陽を受け、ほのかな暖かさを感じるのもいいものです。最下段の写真はやはり陽を受け体温を上げているイナゴ。もう元気がありませんね。
二枚目の写真、給水位置の水落ち近く、せせらぎの瀬にはアオミドロがこの時期にしては珍しく青々と繁殖しているようです。水の流れに沿うようにユラユラとなびいているのが観られます。水は冬場を迎え透明度は上がっていますが、アオミドロの広がりがあるのは、栄養分の高いことを伺わせます。
来週あたりには開花するであろう寒水仙の花の蕾が膨らみつつあります。賑やかさに欠ける冬のビオトープに可憐さを添える水仙は、ホッと一息つける温もりを与えてくれるようです。開花を楽しみに待ちましょう。
先月19日に「山門水源の森」へ出掛けた折に、参加者から得ましたアンケートの結果をただいま集計しています。まとまり次第、新着情報のページで掲載したいと思います。 |