本日は午後2時の様子です。この1週間、降水を記録したのは14日の未明に降った 僅かな雨だけで、その前後は曇天ではなく 快晴の日々が続き、霜注意報もでておりましたが結果的には平年気温を高く推移した1週間になりました。
今日も汗ばむ快晴の一日です。
池の水を隣接水路から水中ポンプで揚水しているわけですが当該水路は農業用水路でもあります。常に琵琶湖からの多目的に揚げられている水の一部が農閑期でも水路を流れています。今日、田植えシーズンを前に この水路のほか周辺の水路を含め 農業関係者による一斉清掃、泥上げ作業がが行われ水の流れが良くなりました。既に都市化された街の中を巡る用水路で日常はビニール袋や空き缶などのゴミが散乱する状態で 悲しいぐらい汚い感じがします。三面コンクリート打ちの水路が多く、清掃はし良いけれど、かつて「小川」だったものは全てが水を通すだけの水路になってしまっています。
そんな水路から ビオトープの池に水を揚げているわけで、琵琶湖とある種繋がった水を入れていることになります。
常時流水型の池ですから 夏場の水温上昇は避けられそうですが、全日、日射の陽池で 日陰になることがなく浅瀬などでの水温上昇は致し方ないかとも考えています。この夏の観察が必要かと 思います。
期待に応えてくれるかのようにメダカの卵を抱えて泳ぐ姿が ポツポツとハッキリ確認できました。葦などの水草も 緑を色濃く、株数も増え、徐々に産卵に適した 水中の障害物も適当に増えて来ました。
もうすぐ子メダカが 見られますよ。
葉山川より移植した葦の株間からカエルグサが出てきました。既に地元でも水路が三面コンクリート化されてから見られなかった植生で、このビオトープで再発見されたことは 嬉しく思います。これからも 何が出るかが ひとつの観察テーマです。
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