翌週21日はもう「夏至」です。月日は早く過ぎて往きます。先週に入梅発表がされてから雨が降ったのは15日の木曜日だけですね。7月に入れば今の沖縄のように、毎日強い雨が降るような日が続くことになるのでしょうか。まだまだ大陸から張り出す気圧の勢いが勝っていると云うことでしょう。
7月1日の整備作業について、今回の整備作業では主に増えすぎたキショウブとガマを大幅に間引く作業を中心に、アメリカセンダングサやセイタカアワダチソウ、ヒメジオン、オオフサモ、オオカナダモの刈り取りをします。いずれも外来種で、本来ビオトープには相応しくないものとされています。 夏本番を迎えようとしているビオトープではあいりますが、既に各溜やつなぎの水路では水草が水面を隠してしまうほど繁殖しており、整備作業の日を待っています。二の溜り、三の溜りの藻を少しばかり揚げておきました。また一の溜りではN先生が水路を覆った草を、水の流れを良くするために一部除去作業してくれました。 ホウキポプラの葉に沢山の毛虫が付き、木の下方部分が食い荒されています。何の幼虫なんでしょうか、食欲旺盛のようで絶えず動きながら貪るようにせっせと葉を食べています。キショウブの花が終り、実が多く観られます。増えすぎるキライがあるため種が落ちる前に刈り取る必要があります。写真を撮った後、全部じゃありませんがこれも刈り取りをしておきました。 クロスジギンヤンマのヤゴの写真を新着情報で掲載しましたが、先週の通信No.116にアオモンイトトンボのヤゴの抜け殻を掲載したように今週は、このクロスジギンヤンマのヤゴの孵化した後の抜け殻を見つけることができ写真に収められましたので新着情報のページに掲載します。なかなか抜け殻とは云え迫力のある姿をしています。ガマの株の下方二ヶ所で見つけることができ、同日に孵化したように思われます。 |