No.436 〜 No.440

前のページ

 No.440 2013.01.19(Sat)  9:00   晴れ   水温  01 ℃    気温 02℃ 

 明日20日は、暦でいう処の24節気の一つ「大寒」です。厳寒を感ずる・・・だそうです。土曜日毎の観察で、今季は池に氷が張るのを観てなかったのですが、きょう初めて池の薄氷を観ることが出来ました。厚い部分では6mmぐらいになっていました。昨日未明から降った雪はその日の午前中まで降り続き、10cmほどの積雪になりました。午後からは日差しも出て銀世界も束の間で消えてしまい、今朝はビオトープでも僅かな残雪を観るだけになりました。暦通りの寒さになっているのでしょうか。かつて50年ほど昔はこの地でも池の氷は厚み15mm以上になることもありました。琵琶湖岸も凍りついたこともあります。そんなことを考えると、寒いと言っても近年は暖冬なのかも知れませんね。

久しぶりに青空が広がりました

 久しぶりに青空が拡がり、今朝は少し冷えました。真冬のビオトープは写真のネタ≠ェ不足がちです。冷え込みがあり、珍しく池の凍てつきで出来た薄氷を撮ることにしました。きょうの写真、右一枚目は机上でデッキ上に雪が残っていました。セピア色の大寒時のビオトープの様子です。二枚目はデッキ下、氷結した池。三枚目は薄氷を手にとり、カメラに収めました。自然に出来た氷の表面は面白い表情が観られます。四枚目は、彩にサザンカの赤い花を載せました。刹風景な冬のレポートには有難い花です。寒水仙が未だに開花してないように思います。昨季は12月の年末には咲いていました。

ページの最初に戻る

 

 No.439 2013.01.12(Sat)  9:00  曇り  水温  --- ℃  気温 ---℃ 

 小学校は週初めから新学期が始まっています。今週になってからスッキリとした青空を観ることがなく、薄曇りの毎日になっています。今日、1月12日はビオトープに入れていません。新年一回目の市の「歩こう会」に参加してきました。JR大津京駅から近江神宮・三井寺浜大津港・なぎさ公園・膳所城跡公園からJR石山駅までの12kmを歩いてきました。どんよりとした曇り空ではありましたが、冬の琵琶湖湖岸にも拘わらず風を感じることもなく穏やかな一日でした。一般参加者が95人、世話役15人で合計110人の行列になりました。左、一枚目の画像は先週土曜撮影のビオトープの様子です。四枚目が「歩こう会」での近江神宮の写真です。

箱館山スキー場 ゴンドラ

 土曜日のビオトープのレポートがお届けできない分、前日の五年生学校スキー教室にサポーターとして同行してきましたので、その写真を載せました。行き先は滋賀県北部の箱館山スキー場。子ども達10名程度毎に教師およびサポーターの2名が付く構成になっています。7割ぐらいが初体験者。とにかく雪の山を楽しく過ごし、もう一回でもスキー場へ行きたくなる、そんな思いで帰ってくれたら・・・スキー教室開催は成功だったと言えるようです。午前中のスキーの着け方からはじまり歩き方、こけ方、起き上がり方を体験させた後、滑り方の基本に入ります。午後は短時間の練習。それでも一部子ども達は器用に滑りをこなす者もいました。

ページの最初に戻る

 

 No.438 2013.01.05(Sat)  9:00  曇り  水温  1.0 ℃  気温 2.0℃ 

 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞヨロシクお付き合い下さいますようにお願いします。平成24年度は小学校の開校10周年。此処のビオトープは、ビオトープ造りに多くの人の手を借り1年かけて開校年の翌年に一応の完成をみたもので、平成25年度が10周年にあたります。10年間、多種多様な動植物を観てきましたが、年月の経過とともにそれぞれの盛衰が繰り返され、少しずつですが豊かさに欠けてきているように思います。外来種の侵入にも手をこまねいている感もあります。年に2,3回の整備作業で出来る活動は限りがあり、維持管理の難しさをなおも感じる10年目になっています。きょうは暦でいうところの「小寒」。気温が2℃。冷たさがあるものの風が無く、寒さはさほど感じません。薄雲の背後に太陽が見えますが、青空が雲を割って広がることはないようです。週明けには新学期が始まります。

ツグミ が来ていました

 きょうの写真から、右一枚目は冬枯れのビオトープの様子、昨年末まで残っていたヤナギの葉もすっかり落ちてしまいました。未明に雪が舞っていたのか僅かな積雪が見られました。二枚目はヒガンバナの葉、緑が観られない時期に瑞々しく青々した緑が新鮮です。三枚目は早くも花芽が出てきたミツマタ。コレが大きく膨らみ始まるのはまだ先のことです。四枚目はヒメコブシの新芽、コレは花芽じゃないでしょう。3月の陽光を待ちます。

ページの最初に戻る

 

 No.437 2012.12.22(Sat)  9:00  小雨  水温  5.0 ℃  気温 6.0℃ 

 先週の土曜日同様に小雨が降っています。しかし今日の雨は冷たく感じます。気温が6℃。雪になってもいいぐらいの気温です。寒冷前線が日本列島を通過中とのことで南からの湿った空気で雨になっているようです。そして前線が通過後の明日からはクリスマス寒波がやってくるそうですよ。昨日の21日が「冬至」でした。かぼちゃを食べ、柚子湯に浸かり・・・そんな風習が日本には残りますが、各家庭では如何でしたでしょうか。そして二学期が終わり、冬休み突入です。ビオトープは年末年始人の訪れも少なく、生き物の姿も無く枯れた褐色の世界だけで寂しくなるのでしょう。これからが冬だと言うのに、早く春が来ること願います。花壇の隅に植えられている山茶花の赤い花が開き始めています。

咲き始めた山茶花

 小雨降る今日の写真から、左一枚目はセピア色の世界が広がるビオトープの様子。無風に近い感じなのですがシダレヤナギの葉が盛んにハラハラと舞う様に落ちて往きます。来週あたりにはもう葉っぱは無くなっていることでしょう。葉を落とした木樹の枝から差す陽の光が、ビオトープに暖かさをくれるでしょう。二枚目は寒水仙の蕾を着けた花茎が伸びてきています。三枚目、用水路縁のビワの木の葉は瑞々しく青々しています。四枚目はポプラの枝先を灰色の雨空を背景に見上げています。植樹以来8年、渋川小学校で一番背丈のある木に育ちました。正面玄関のケヤキの丈も追い越したでしょう。

ページの最初に戻る

 

 No.436 2012.12.15(Sat)  9:00  小雨  水温  8.0 ℃  気温 9.0℃ 

 しっぽりと小雨に濡れるきょうのビオトープです。気温は9℃あります。無風で、さほど寒さを感じません。この週の初めが冷え込んだだけに、冬の訪れを早く身に滲みて体感してしまったからなのかも知れませんネ。今年も残すところ半月。来週末にはもう小学校は冬休みに入ります。時の流れの速さに戸惑いながら、また一年何の成果も見いだせないまま過ぎ、新年を迎えてしまいそうです。ビオトープは今年、その占める面積を増やすことが出来ました。木を植え、柵を設け・・・。これまでの70坪だったものが90坪程度に拡張になりました。しかしながら従来からの課題、問題点でもある地盤改良された敷地の地中は堅固に固められており、木樹の根張りを阻害しており生育が危ぶまれています。大きく木を育てるにはこれからも難しい問題点がつきまといます。

初冬の雨に濡れるビオトープ

 きょうの写真、右一枚目はジュズダマ。いい具合に黒くなり、完熟した感じの実がたくさん観られます。採取して何かに使えたらって思うのですが。。。。二枚目はピラカンサスの真っ赤な実。いろどりに欠ける今のビオトープには、アクセントになっています。三枚目は寒水仙の葉が伸びつつあります。蕾を含ませた花茎もやがて顔を見せることでしょう。四枚目はハネナガウンカの仲間でしょうか。体長5、6mmぐらいです。既にビオトープは池の中も含め、生き物の姿が見えなくなってしまっています。コレからは冬の枯れた景色を優先したレポートが続くことになります。

ページの最初に戻る

前のページ

 

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2013/01/26

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2015/05/02