黒い雨雲が垂れ込んでおり、わずかに覗いた青空がちらりと見える、曇り勝ちの空になっています。時折こぼれる日差しは強く、湿度が高いせいか気温の割には蒸し暑いです。今朝は仲良し三人兄弟が揃ってビオトープを覗きにきていました。長兄は中学生、ビオの会員でもあります。小学校在学時から熱心にビオの事業にも参加し、卒業後もビオの会に籍を置き整備作業にも毎度参加してくれています。今後の良き理解者としても成長してくれれば有りがたい、頼もしい存在になります。
ビオトープは初秋の趣を呈してきています。夏から秋にかけて開く草の花がここにきて目立つようになってきました。一の溜りではトチカガミの花が次から次へと顔を出してきており、一の橋、二の橋下ではオモダカの花が見られます。(写真3枚目・4枚目)
一枚目の写真、一の溜りの縁で、今年もサクラタデ(赤)が一株ですが花を咲かせました。花径5mmぐらいの小さなものですが、この写真の上方に花よりなお小さなハナグモが付いているのが判かっていただけるでしょうか。二枚目の写真はお馴染みオンブバッタで、ショウリョウバッタに似てはいますが別物になります。翅はありますが飛ぶことはなくピョンピョンと跳び廻ります。お母さんが子どもをオンブしているのではなくメスがオスをオンブしています。というよりオスがメスを一人占めするために背中にのったままになっているもの。オスはあまり餌を食べず、メスに乗っている間はほとんど何も食べないという。 |