午前9時、気温24℃、澄んだ青空が拡がり爽やかです。このままで季節が進むといいのですがネ。このビオトープ通信では暦についてよく記しています。季節の移ろいをよく表していて暦を見ることによって、時々の自然と人の生活を知る目安としています。また日本人の感性の豊かさを実感しています。この12日は七二候の一つ「鶺鴒鳴」せきれいなく≠聴く。そして17日は「玄鳥去」つばめさる≠セそうです。セキレイは本来渡り鳥のようで、北から渡ってきて囀りを聴くのがこの頃だとか。玄鳥はツバメのこと、セキレイとは逆に南へ去って往く頃ろとされています。軒先の下、何時しか子育てを終えた親子の燕は巣を離れ姿を消していました。ビオトープは夏場濃い緑の茂りを見せていたヤナギもドウダンツツジ、モミジ、ケヤキ、クヌギもやや色褪せてきた感じがします。きょうはシオカラトンボの姿は無く、ウスバキトンボが悠然とビオトープの空間を遊泳していました。もうウスバキトンボも消え去る頃でしょうか。 |